金沢街道沿いのお寺を訪ねたいと思い、地図をチェックしていたら、このお店が見つかった。
連続のランチファースト的鎌倉散策になった。
テレビ番組で報国寺のやぐらが出ていたのを見て、報国寺に行ってみたいと思っていたが、この青海波さんにも惹かれていた。
鎌倉のお蕎麦屋さんにはそこそこ行っているが、このお店は初めて。
訪れたのは、２月３日のこと。
開店は11時半で、開店時刻に予約をしていた。
ちょっと早く着いてしまったので、お店の前で10分くらい待っていた。
私達夫婦以外にもう一組お客さんはいたが、さすがに開店と同時だと空いているようだった。
靴を脱いで上がると、畳の間にテーブルというスタイルだった。
厨房の前にはカウンター席があるようだったが、広々とした感じ。
奥の間に案内されたが、お店は広々していて、落ち着いた感じなのがとても良い。
さっそく、生ビールとおつまみを注文。
おつまみに選んだのは、タコの煮つけと、お蕎麦屋さんでは必ずチェックする出汁巻き卵。
柚子の香るタコの煮付けは、日本酒が良く合いそうだった。
出し巻き卵は、非常に滑らかで柔らかい感じに仕上がっていた。
箸で簡単に切れる柔らかさ。お蕎麦屋さんによっては、結構しっかりした出し巻き卵もある。
タコも出し巻き卵もとても美味しくて、お酒が進みそうだった。
さっそく、日本酒に移行するため、メニューをチェックした。
今日は徳利ではなく、グラスでいただいて、二つの銘柄を注文しようと思った。
京都のまつもとは、どこかで飲んだことがあって、良い印象だが品切れだった。
まずは新潟の雅楽代にしてみた。
全種類飲みたいところだけど、お昼だし鎌倉駅まで歩くつもりだったので、残念ながら厳選することにした。
それはそうと、おつまみも寂しくなっていたので、鴨肉を追加した。
やっぱりお蕎麦屋さんと言えば、鴨肉だろう。
いつも行く茅ヶ崎のうどん屋さんでも、鴨肉が必須だったりする。
ちなみに２杯目は、岩手の紫宙にした。
どちらもすっきりとした辛口のお酒。
料理に良く合う日本酒だった。
鴨も抜群に旨い。３杯目と行きたいところだったが、我慢した。
締めは当然お蕎麦なんだけど、お腹いっぱいなのに、やっぱり天ぷらにした。
当然奥さんとシェアしたので、全部平らげてはいない。
お蕎麦もとても美味しくて、良いお店を見つけた。また近いうちにお邪魔しそうだ。
鎌倉駅からは少し離れているので、隠れ家的お蕎麦屋さんと言えるかも知れない。
たまたまこの日は空いていたのかも知れないと思ったのは、入口の注意書きだった。
「予約中心なので並んでも入れないことがある」みたいな注意書きがあった。
予約必須と思って間違いないだろう。
ちなみに私達以外のお客さんは、リピート客のような感じだった。
最近金沢街道沿いに良く出没するのは、実は大好きなパン屋さんでパンを買うためだったりする。
さて、次はどこを歩いて、美味しいものを食べようか。
